変わり映えのしない毎日や、少ないお給料。
迫りつつある老後。
そんな漠然とした不安を前に、
「何か変えなきゃ」と思って資格に手を出したこと、ありませんか?
私は去年、「簿記3級」を取ろうとして、途中でやめました。
「資格を取れば変わるきっかけになる」
そう思っていましたが、今の自分には合わないと気づいたからです。
資格にチャレンジした理由
当時、とにかく将来が不安でした。
きっかけは、初めて引っかかった「がん検診」です。
それまで「まあ何とかなる」と思っていた日常に、
初めて現実的な不安が入り込んできました。
今は働けている。アルバイトも出来ている。
でもどちらも肉体労働。体を壊せば一気に詰みます。
「別の収入源を作らなきゃいけない」
そう考えて、安直に選んだのが「資格取得」でした。
簿記なら比較的取りやすく、
しかも事務職に繋がるのではないかと思ったのです。
やってみて気づいた違和感
久しぶりの勉強は、最初は楽しく感じました。
ですが内容が難しくなるにつれ、
理解が追いつかない自分に苛立つようになりました。
そしてある時、ふと疑問が浮かびました。
「この資格を取って、本当に収入は上がるのか?」
ここでやっと、
“ちゃんとした資格さえあれば何とかなる”という
自分の期待が大きすぎたことに気づきました。
判断のポイント
当時私は51歳でした。
ここから簿記の資格を取ったとして、
それが武器になるかというと、正直厳しいと感じました。
同じ資格なら、若い人の方が圧倒的に有利です。
さらに私は、PCや事務作業にも慣れていません。
仮に転職できたとしても、収入が大きく上がる可能性は低いのです。
年齢・収入・かける時間。
このバランスを考えたとき、
どうしても釣り合いが取れていませんでした。
ここで私は初めて、資格を取ることについて
「時間をかける価値があるかどうか」
「この選択は今の自分に合っているか?」
という視点で考えるようになりました。
結論
簿記の勉強自体は無駄ではありませんでした。
ですが「資格を取ること」を目的にするのは、
今の自分には合わないと判断して、やめました。
幸い、がん検診の精密検査の結果もすぐにどうこうというものではなく、
ここで一度立ち止まって考える余裕ができました。
自分にも取り組めそうな副業。
そこで選んだのが、この「ブログ」でした。
残念ながらこちらも、収益にはまだ繋がっていません。
しかし、ブログの記事を書いていくうちに、
自然と「自分の考え方を整理できていった」という思わぬ収穫がありました。
これは、お金以上の価値だと感じています。
資格との向き合い方
資格は「取れば終わり」ではなく、スタートです。
そこから仕事に繋げていくには、
年齢や環境によってはかなりハードルが高くなります。
だからこそ、
「今の自分に合っているか」
この視点はとても重要だと感じました。
特に50代は、資格を取っても、資格を活かす期間が長くありません。
だったら無理に方向転換するよりも、
今の延長で出来ることを積み上げる方が、結果的に遠回りしないこともある。
今はそう考えています。
…まあ正直言えば、「気づくの遅くない?」って話でお恥ずかしい限りですが。
それでも、ここで気づけたことには意味があったと思っています。
あのまま続けるよりは、ここで方向転換できて良かったと感じています。



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