今回は、以前ブログで綴ってきた「変額個人年金保険」の解約に至るまでの経緯を、改めて整理したまとめ記事となります。
年金保険に加入。安心を他人任せで決めた40代。
10年前、当時41歳だった私は
保険とは、
未来の自分のため。
そして今の自分の安心のため
にある物。
そう信じて疑っていませんでした。
そんな未来の私へのセーフティネット、
変額個人年金保険
まさか“解約”する日が来ようとは、
当時は想像もしていませんでした。
低収入で、将来の収入増も見込めない。
年金も不安。
当時は投資の「と」の字も知らない。
そんな私にとって「老後資金を準備する」ということは、正直なところ、必要かつ切実でありながら、かなり重たいテーマでした。
変額個人年金に入った理由は
将来が不安だったから
繰り返しになりますが、当時の私は
・老後が不安
・収入は少ない
・でも何かはしておきたい
という状態。
そして悩んだあげくに縋ったのが
プロのおすすめ
保険の外交さんから
「老後のための積立です」
「長期で運用すればリスクも抑えられます」
そんな説明を受けて、勧められるまま加入。
これで将来の備えは万全だ!
と、安心しきったのを覚えています。
ーでも、それは本当の“安心”ではなかった。
それが解ったのは実に契約から10年も過ぎてからでした。
保険の見直し。転機はコロナショック。
見直しのきっかけは、
保険の契約後にたまたま始めていた投資信託と、コロナショックでした。
保険の見込み額がコロナショックの時に大きく落ち込んだこと。
そしてそれが、投資信託と同じ値動きをしていたこと。
この出来事は大きな衝撃でした。
そこで改めて商品の中身を改めて確認してみると、私のかけていた保険は実は投資商品で、
・元本保証はない
・明確な手数料が解らない
・途中で解約すると不利になる
といった性質のものだとわかりました。
つまり、
名前こそ安心感のある「個人年金保険」ですが、その中身は将来いくら受け取れるのかが保証されているわけではなく、実際のコストも分かりにくい金融商品だったのです。
解約を迷った。それでも決断した理由。
年金保険は私の思っていた「安心」とは違った物でした。
しかし、それでもすぐに解約する決断は出来ませんでした。
理由はシンプル。それは
今まで払ったお金がもったいない。
いわゆる「サンクコスト効果」です。
考えてもみてください。
少ないお給料から月に3万円。
それを10年。
しかも現在、利益はそこそこ出ている。
じゃあ無理に解約する事はないんじゃないか?
明確な金額の解らない手数料
保険料の運用先も「全世界」とだけで詳しい情報はわからない。
利益が出ている内に解約した方がいい。
理屈では分かっていても、気持ちの整理が追いつきません。
きっと当時の私は、
「保険をやめる=老後の後ろ盾を失う」
と感じていたのだと思います。
最終的に解約を決めたのは、
・老後資金としての効率
・投資信託との比較
・将来の資金の自由度
を繰り返し繰り返し考えた結果でした。
長期で積み立てるなら、
もっとシンプルで低コストな選択肢もある。
そう気づいた時、
「安心のために続ける」こと自体が、
将来の選択肢を狭めている可能性に思い至りました。
今になってようやく分かる、
当時の私の勘違い振り返ると、
プロが勧める=正解
長期=安心
保険=安全
という思い込みがありました。
でも本来は、
・自分の目的に合っているか
・コストは適切か
・途中で見直せるか
…を確認する必要があったのだと思います。
老後設計。今回の気付き。
ひょんな事から見直すことになった「変額個人年金保険」
解約に至る流れの中で気付いたことは
金融商品とは、
「将来が不安だから入る」ではなく、
「目的に合っているから選ぶ」
ということ。
当時の私は、不安を解消する手段として契約を選びました。
でも今は、不安だからこそ、内容を理解して選ぶという考え方に変わりました。
あの時の私は、「何もしないよりはマシ」と思って変額個人年金保険に加入しました。
そして今は、「理解できないものにはお金を預けない」という判断基準を持つようになりました。
これは、低収入で将来に不安を抱える私にとって、大きな転換点だったと思います。
決断には勇気が要りました。
しかしあの時「えいや!」と一歩を踏み出した事で、今の私の生活はちょっとだけ変わりました。
保険の解約で戻ってきたお金で、新NISAを活用して低コストの投資信託に分散投資してみたり、
こうしてブログ運営に取り組んでみたり、
私の体験は、皆様に保険の解約を勧めるものではありません。
必要な保険は人それぞれです。
だからこそ保険を選ぶ時は、プロの言葉を鵜呑みにするのではなく、またプロに丸投げするのでもなく、
「自分のお金をどう扱うか」が大事。
…ということを、10年かけて学びました。
ここまでご覧下さり、ありがとうございました。
解約に至るまでの詳しい経緯については、以下の記事からまとめてあります。


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