前回の記事で「金曜のシフトが30分早くなった」とお話ししました。
そんで今日はその金曜日。
たがか30分。されど30分。
たった30分ではありますが、やっぱ30分はでけーわ。
先月から最低賃金が上がったので、私のバイト代は時給1,115円となりました。
30分の繰上げ出勤で増えるお賃金は約550円。
550円
正直、いらんw
30分の休息タイムの方が50代の体には余程ありがたい。
しかし安請け合いをしてしまったのは他ならぬ私なので、そこは粛々と、淡々と、お仕事させていただきます。
で、ですね。
じゃあそもそもなんでこんなことになったのかって言うと、
その原因を作ったのは、職場の30代後半の男性社員さん。
彼がね、ヌルっと辞めおったんですよ。
いやもうホント、なんの前触れもなく。
バイト行ったら辞めていた。くらいの。
ちなみに彼はですね、小さなお子さんがいて、数年前に家も建てたばかり。
世間でいう「一番仕事を辞めちゃいけないタイミング」のフルコンボだと思うのだが違うのか?
っていう昭和の感覚がしっかり染み付いている私からすると、
え!? 今⁉︎ なんで⁉︎
と困惑するしかないのです。
ローンはどうするのか
次の仕事は決まってるのか
家族は納得しているのか
でも、彼は本当に前触れもなければ、後腐れもなく去っていきました。
で、そこで私はふと自分を振り返るわけです。
低収入とはいえ、私は気楽な一人暮らし。
養う家族がいるわけでもなく、守るべき大層な資産があるわけでもない。
本来なら、私の方がよっぽど「いつでもヌルっと辞められる」ハードルの低さにいるはずなのです。
それなのに。
「ここで私が抜けたら現場が回らないかも……」
「シフト調整大変になるよね……」
なんて、頼まれてもいない気遣いを勝手にして、気づけば「金曜30分早出」を受け入れ、こうしてグズグズと残っている始末。
守るものだらけの彼が軽やかに次の人生へ飛んでいき、
身軽なはずの私が泥舟にしがみつくように流されていく。
なんか敗北感。
実際、いきなり正社員が辞めたにもかかわらず、ザワついたのは1日2日。
その後は何もなかったように、職場はちゃんと回ってる。
そう。
私が辞めたって、同じように職場は回るんです。
それなのに。ああそれなのに。
この現状を打破する勇気も思い切りもなく、ズルズルと流されていく自分のことが、やっぱりちょっと情けないのでありました。

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